老人クラブ総会

日時:平成22年11月3日
場所:黒滝〜水口〜石部頭首工〜守山〜琵琶湖岸〜瀬田ウォーターステーション〜アクア琵琶
参加者:ひで、なおや、まみ、みやび、ななこ、たけ、まさ、りえ、ゆず、ともほ、みさき、りょう、

      井阪さん(ナビゲーター)、かっちゃん、みゆき、まき

   

 蛇口をひねるとスきれいな水道水、静かに流れる山内川、私たちが生きていくうえで欠かすことのできない水はどこからきているのでしょう。
 今回、私達の住む上流から始まり中流、下流の水辺を歩き、五感を使っての観察、生き物や水の利用について学びました。科学的な検査でもきれいな川を実感した後の、琵琶湖の濁った水、匂い、そして人間が出したゴミを見て、琵琶湖の悲鳴が聞こえてきました。
 琵琶湖のほとりの田上山における森林伐採から起こった瀬田川下流での水害や洪水、それに対する先人の治水や砂防をアクア琵琶で見ることができました。また、瀬田ウォーターステーション(国土交通省)では、水草や刈り草をバイオエタノールにして、有効利用できるカーボンニュートラル(二酸化炭素を増加させない)で地球温暖化防止にもつながる先駆的な実験を見ました。かなり盛りだくさんの内容でした。
 今回のデータ(五感ももちろん)を元に、「いい川ってなんだろう」「(川の友達である森林)山内では何ができるの?」をこれからゆっくりと考えていけたらいいですね。


お膝元、黒滝
水質を調べるための検査グッズ
COD、リン、チッソ、アンモニア、硝酸、亜硝酸
透明度を見ます。井阪さんお手製の
アクリル製メスシリンダーで透視度形で、
100センチの高さまで水を入れ、水を減らして何センチで
底の十字がはっきりと見えるか観察します。
さすがに黒滝の水はきれいでした。
カワガキ、ひでちゃん大活躍。
必死で探したカワゲラの幼虫。
水口の川岸に移動。川の流れが緩やかになりました。
川の音、臭い、川幅、川の流れの速さ
土や砂の様子、記録していきます。
石部の頭首工、国道沿いにはたくさんの
コンクリート工場がありました。
守山の公園にて、楽しかったでしょうが、
この後、惨事が・・・・。
琵琶湖岸、水草と濁った水、とてもくさかったですね。
そんな中、獲物を捕らえようと釣りをするひでちゃん。
検査の種類によって、測定の時間も違います。
下級生も少しずつ観察できるようになりました。
顕微鏡で何が見えるでしょうか。
タニシの収穫です。
皆で食べる美味しいご飯。
太陽光でのラーメンができるか??
天気はいいものの、時々さす雲に邪魔されて48度までしか
沸かず、すこし、固めのラーメンができあがりました。
アクア琵琶での雨体験。楽しかったようです。
琵琶湖と水のめぐみ、歴史、自然が体感しながら学べます。
時間切れで、ゆっくり見られませんでした。また来ましょう・
琵琶湖の水草や堤防の草をエネルギーとして利用できないか?
国土交通省とスリーイーさんで「河川維持管理費削減」
「地球温暖化防止」にむけての実験を実施されています。
最終の瀬田南郷洗堰での水質調査
水草からとれるバイオマスエネルギーが、
エネルギーのない日本を救えると語ってくださいました福谷さん
ひもにつないだバケツで琵琶湖の水を採取、
ひでちゃんが海女さんのごとく、
上手に水を引き上げてくれていました。
みんなの優しい面、いい所
がいっぱい見られました。楽しい一日でしたね。
お疲れ様でした。