聞き取り調査1

日時:平成23年8月22日
場所:山女原区  北林様宅
メンバー:子ども5人、大人3人


 今年の聞き取り調査の第3弾目。山女原区の北林さん宅にお邪魔しました。奥様も一緒にお話をしてくださいました。井戸の話も出ましたが、昔は電気なんて家に1つしかなくて、お風呂も暗いところで入っていた話や家に牛を飼っていて、その牛は宝のように扱っていたこと、わらじやみのを作った話、など昔の暮らしは自然にリペア、リフューズ(修理や使いまわし)をするのが普通であったとの話を聞きました。元祖、エコな生活ですね。地球温暖化を防ぐヒントはここにあるのではないかと思いますね。私たちの聞き取りの後、奥様が「昔のことを思い出せて楽しかったわ・・・」と。こちらこそ貴重なお話を聞け感謝でしたね。

ききとり内容です。

お話を聞かせていただきました。
北林ご夫婦。
興味深かったのは、昔は牛や鶏を家で飼っていたこと。
鶏を最後は、食べたようですが、命をいただくことに感謝されていたようです。また、灯りは、家にひとつしかなかったので、家族みんながひとつの部屋に集まることが普通だったようです。
お百姓さんが使われていた笠。
頭に隙間ができて涼しいのとことでしたが。
木工ができる北林さんの手作り傘たて、
これも北林さんの手作りです。
鈴鹿馬子唄を御礼に披露。北林さんは、馬子唄保存会の会長をされていたこともありました。一緒に口ずさんにおられました。