いきものみっけ   田植え

 日時:平成24年5月6日(日曜日)
 場所:黒川  市場
 参加者:子ども6人
      大人7人

 これからの大きなプロジェクト、いきものみっけファームが始まりました。(組織的にはこれからです)
これは子どもを中心として、地球に優しい農地作りをしながら、体験、交流を通して、多様な生き物、農業や食を学ぶ機会とするものです。山内にいながら、農業には直接関わっていない子どもや大人たちが、地域の人の力をかりながら、また地域外の人も巻き込みながら、一緒に楽しいことをします。
 今回は、スタートにふさわしい田植え、天気がややこしかったけど、田んぼの土手を歩く感触、土のヌルヌル感、水の冷たさ、田んぼの石を踏んだときの痛さ、そして、ひと苗ずつ植える田植えの体験、もちろん生き物にも対面しました。ヘビはやっぱり気持ち悪いですね。
手では少ししか植えませんでしたが、初めての体験で、昔の人たちが体全体を使って、田植えをしておられたことを思うと、改めて先人への尊敬の念を感じます。
 さてさて、これからどんな生き物に出会っていくでしょうか?

さっそく登場、たんぼの吸血鬼ヒル
ここらでは、“ヘル”と呼びます。
尺取虫のように動きながらぞうりの中におりました。
田植えのはじまりです。ほとんど、田んぼの中に素足で入るのは初めてのようです。
「痛い」「冷たい」「ころびそう」
田舎育ちでも、まるで都会の子のようです。

一列で植えようということになりましたが、安定が悪く、恐々です。
苗が浮いてこないようにしっかりと植えなければなりません。
一番、はまったみさきちゃん。
「上手」とほめられ嬉しそうです。
少しずつ慣れてきました。
たんぼのあぜ道には、タンポポが咲いています。4,5本が仲良く咲いています。
ヘビがでました。“しまへび”です。
けっこうおとなしかったけど、ヘビはやっぱり気持ちの悪いものです。
ここで、サボっているものがいます。
田植え機に乗せてもらって嬉しいです。
素晴らしい、文明の力を感じます。
ヤモリがたくさんいました。
女の子でもつかめます。
コレは、“いきものみっけファーム”の看板つくりを始めています。
まずは、コンパネに白く色をぬりました。
自分たちで、図案を考えています。
2人一組で責任を持って考えています。
図案の発表。
自分達の、テーマを発表しています。
みんな絵を描くのが上手なので、びっくりしました。
お昼ごはんは、中華おこわでした。
芯ができるというハプニングがありましたが、蒸しなおし解決。足らないくらい、よく売れました。
おこわしかなかったけど、皆で食べるのは美味しいものです。
後ろは、“米の精”を蒔いた田んぼの前です。
このあたりに看板を立てる予定です。
お疲れ様でした。