老人クラブ総会


日時:平成22年5月22日(土曜日)
場所:エーデル土山
参加者:ゆず、ななこ、まさふみ、みさきちゃん、ひでちゃん、まみちゃん、みやび
   大人(えりこさん、かずえさん、りゅう)

 やまえこが大切にしたいお年寄り。今回、老人ホームのエーデル土山から出演のご依頼があり、交流をさせていただきました。「この話、わかってもらえるかな?」「体が悪い人にどうやって接したらいいの?」となどの不安もあり、事前学習をして、臨みました。
 新メンバーも、上級生と一緒にセリフを言いました。(堂々のデビューでした)
絵本と歌を聴いて、涙を流されるおばあさんや手をさしのべて握手をしようとされる方など。動きにくくても、言葉は話せなくても子ども達を温かく(まだ慣れなくて詰まるところもあったけど)見てくださいました。
 子ども達は「こんなに喜んでもらえるの?」と感激でした。また、山内出身の方に川や井戸の話を聞きました。「へぇー知らんかったわ。」と子どもたちの声。自信を持って昔の暮らしを話しているご様子から、「苦労してきたんやで」の言葉の裏に“生きてきた強さと優しさ”が見えました。かけがえのないものですね
 (事前学習の)絵本に出てきた、ウメノばあちゃんが教えてくれました。
人には、必ずいいところがある。それを見つけるとみんなが仲良くなれるんだよ」と。

 やまえこから、高齢者に優しいまちづくりができたらなあ・・・。

 
     事前学習会 (子ども認知症サポーター研修)

今日は、やまえこメンバー中島さんが講師です。
「くしゃくしゃ笑顔とや・さ・し・顔」の絵本をみんなで聞きました。
絵本に出てくるウメノおばあちゃんは、いろいろなことを教えてくれたようです。
いきなりロールプレー
「お年寄りのからだっってどうなっていくのかな?」「どうして、接したらいいのかな?」
おばあさん役は、もちろんみやび
なおちゃんは、目の見えない人をお世話します。
おばあさん役になって感じたこと
「優しく声をかけてもらったり、物をどけてくれたりしてくれてうれしかったよ」
高齢者や認知症の人と接していて、大切な事は相手が不安にならないように接することこと、「大丈夫ですよ」と優しく声かけして安心してもらうこと。
認知症だからという特別な見方じゃなくて、
長く生きてこられた人として大切に思うことなのかなぁ。
認知症サポーターの誕生です。
(小学生サポーターは甲賀市初です)

手につけた
オレンジリングに恥じないように、お年寄りの人や認知症の人を優しく温かく応援するお見本になりたいですね。

     事前学習会 (子ども認知症サポーター研修)

老人ホームで生活されている方やデイサービスを
利用されている方、約60名の方が待ってくださっていました。
新メンバーも台本を持ち、上級生と一緒に読み上げます。
上級生も、ゆっくりと声を合わせてくれます。
「少し恥ずかしかったけど、がんばって読んだよ。」
1年生のみさきちゃんは、ページめくりをしてくれました。
どうどうたるデビュー。自信がついたことでしょう

やまえこソングを歌ってから
手遊びで交流しました。
片手で、一生懸命してくださいました。
感激され、握手を申し出てこられるおばあさん、
別れ際もずっと笑顔で手を振ってくださいました。
車椅子のお手伝いも率先してしました。
大正13年生まれの林さん(黒川)から、昔いた魚や川の堰堤(えんてい)ができるまでの話を聞きました。堰堤(えんてい)は、自然災害を防ぐためにできたんだけど、魚は琵琶湖から上がってこなくなったよな」
「昔はどじょうやごり、あまごはたくさんいて食べてた。美味しかったデ」
「川の石を持ち上げて、足で水をかき回し、魚を刺激してしょうけでその魚をうけるんや」「笹路の川の魚は腹が赤かった」
老人ホームの中もお邪魔しました。
10人で1つのユニットになっています。
すべて個室対応で、個人個人が尊重された中で、生活されているようでした。
笹路出身の杉本さんは、昔の井戸の話をしてくださいました。「水道はなかったから、全てつるべで引き上げる井戸の水やった」「雨がふったら、井戸の水は濁るの?」の子どもの質問に「深い井戸やったら、周りは岩だから、濁らないけど、浅い井戸だったら周りが土やから、濁ったなあ。」と。

やまえこメンバーの姓を言うと、懐かしそうでした。またいろいろなこと教えてください。