バンダナ・シバさんとびわ湖からの発信
老人クラブ総会

日時:平成23年4月2日
場所:びわ湖ホール ホワイエ

 嘉田知事が崇拝される世界的環境活動家 バンダナシバ女史を招いてのフォーラムに環境活動団体の発表として参加させていただきました。
先日の東日本大震災を受けての大自然の脅威を目の当たりにし、大地と自然の声に耳を傾け、「We are part of naiture(私たちは自然と対話する生き物である)」ことの意味を考え、来るべき未来の道筋を真剣に探ろうというものであった。
 私たちエコクラブは、滋賀の元気なキッズを代表しての発表でしたが、エコを地域文化の側面から捉え、今大切にしなければならないものを伝えられたのではないかと思っています。先日の、コンサートに比べて、お客層が学術的な方々が多かったですが、メンバーのがんばりに嬉しいエールをいただきました。
フォーラムの実行委員の先生方高谷好一氏、布谷知夫氏、古沢広祐氏、近藤隆次郎氏松沢松治氏、そして事務局でお世話になりました津屋さん
琵琶湖博物館 環境学習センターの活動報告を聞く
TANAKAMI 子ども環境クラブのお友達田んぼや川にいる生き物調査の報告がありました。
衣装を着けて、自分達の発表の宣伝活動
前の解説をなおやくんにしてもらいました。
子てんぐの登場です、
インテリジェンスな聴衆、釘付けです
近藤教授より「この子は、男の子ですか?女の子ですか?あそこまで、自分を捨てられるのはすごいですね」と。それってほめ言葉??
山内小学校の山下先生が駆けつけてくださいました。ありがとうございます。
バンダナシバ女史と嘉田知事、この鶴は、被災地におくるためにその場で作られました。このフォーラム終了時に、フォーラム参加者1000人の手により1000羽鶴が見事に完成、一日も早い復興を祈ります。
バンダナシバさんと嘉田知事に地域の文化継承の担い手である自分達の役割を伝えました。
「山内には、てんぐとスズカヒメがいたという民話があるんです」と、お話しました。私たちの演技、見てほしかったなあ。。。。
絵巻物の説明をしています。
バンダナシバ女史、嘉田知事との写真撮影。
午後からのフォーラムではし尿から、土壌、種の話などいっぱいいっぱいためになる話がありまして。。。
私の記憶の中では、「自然と人間はともに支えあい生きていくのである。今回の災害から、自然の強さを知り、私たち人間が自然に対する謙虚な気持ちでいなければいけないことを感じました。そのためには、「知ること・意識すること(コンシャス)」が大切で、人間のコミットメントが生物多様性を支えるのである。」の話にうなづくのでした。世界には、寒さと食糧不足、水不足で多くの人が死んでいる地域や国があり、日本は、少し平和と豊かさが当たり前だと勘違いしていたのかも知れません。自然とともに暮らし、生かされていることに感謝し、自分が住む地域を考え(Think Locally)るきっかけとなるフォーラムでした。